こんにちは✤
KIT訪問看護ステーションです。
異例のコースをたどっている台風12号の影響もあり、
昨日、今日と風が強い日が続いている熊本市内です。
大雨のところもあるみたいですので、みなさま引き続き、土砂災害などに警戒されてください。
さて、本日は熱中症になってしまった後のことについて書いていきたいと思います。
TVや雑誌など熱中症関連のニュースや記事などを目にする機会も多いかと存じます。
ただ、重症の熱中症患者さん以外の人は、
「昨日の体調不良はもしかして、、熱中症だったのでは??」
「身体がだるく、きつかったけど・・熱中症になっていたのかもしれない、、??」
などと、あとから熱中症にかかっていたのかもしれないな、と思う人も多いかと思います。
では実際、症状自体は、もうないけれど、、
熱中症になってしまった後はどのように過ごせばよいのかよいのかについて
具体的に書いていきたいと思います。。
【熱中症になったあとのこと】
⁂ 回復には1週間の安静を
⁂ 食事・部屋作り・運動で再発防止
熱中症になったら、すぐに症状が回復してもしばらくは休養する必要があります。無理をすると、再発する可能性もあるので1週間は体力回復のため安静を心がけてください。体力が十分回復したら、熱中症を再発させないために、生活習慣を見直しましょう。
Q1 熱中症の症状が落ち着いたら、気を付けることはありますか?
熱中症になったら、すぐに症状が回復してもしばらくは休養する必要があります。
無理をすると、再発する可能性もあるので1週間は体力回復のため安静を心がけてください。体力が十分回復したら、熱中症を再発させないために、生活習慣を見直しましょう。
Q2 熱中症を再発させない食事の仕方はありますか?
熱中症を再発させない体作りのために、3食決まった時間に食事を取るようにしましょう。
暑い日は、食欲が落ち、偏った食事で栄養不足に陥りがちです。
疲労を回復する効果のある豚肉や魚、卵などのたんぱく質をしっかりと取り、野菜や果物も積極的にとりましょう。
さまざまな食品から栄養をまんべんなくとることで、再発予防だけでなく病後の早期回復も期待もできます。
Q3 熱中症にならない部屋作りのポイントはありますか?
熱中症は、炎天下の屋外だけでなく、屋内でも発症します。
エアコンを使用し部屋の温度が高温にならないよう気をつけましょう。
特に室温が28度を超えたらエアコンをつけましょう。
直射日光があたるような窓がある場合、遮光カーテンやすだれを取り付けてください。また、換気をよくするため窓をあけて空気の流れを作り通気性を高めることも重要です。
雨の日などで蒸し暑い場合は、扇風機やサーキュレーターを使用し、空気の循環をよくするのもおすすめです。
熱中症の再発防止のためにどのような運動をすればいいでしょうか
熱中症を起こしやすいのは、体温の調節や発汗が上手く機能しない人です。
日ごろから体を動かして気温の変化に対応できる体作りを行いましょう。
梅雨に入る前から暑さに対応できるよう体を慣らしていくことは熱中症予防にもつながります。
おすすめは、ウォーキングなどの軽い運動です。
気温が上がらない朝や夕方などの時間帯に30分ほど歩くことを習慣づけると、汗をかきやすい体質に変わってくるのが実感できるとおもいます。
外出の際は、日差しが強いところを避けて歩いたり、
帽子や日傘といった日差しを避けるアイテムを着用することも有効です。
明日から8月、夏も本番を迎え、
ジリジリとした太陽の日差し、熊本特有のムシムシした暑さはまだまだ続きます・・
毎日の運動や食事で日々の健康を積み重ね、熱中症につよい身体づくりをしていきましょう。
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